トライボロジーの基礎と接触面の観察

ねらい 機械の安定動作のために、しゅう動面の摩擦低減は必要不可欠です。
本講義では、摩擦がなぜ生じるのか、その低減方法などについて理解を深めます。
内 容 トライボロジーは、日本語では「摩擦学」と訳され、摩擦、摩耗及び潤滑をひとまとめにした学問分野です。
機械工学は、学ぶべき科目が多い学問分野と言えます。いわゆる「4力」である材料力学、機械力学、熱力学及び水力学を基礎として、機械材料や機械製作方法等を勉強します。これらの知識を使って機械を設計することになりますが、このようにして製作された機械は必ずしも予想した性能を満足するとは限りません。それは、摩擦や摩耗の知識が欠如しているために、しゅう動部分に対して適切な潤滑方法の決定や材料選択ができないからです。
本講義では、”なぜ摩擦が生じるのか”などのトライボロジーの基礎を習得するとともに、トライボロジーの応用例を概観します。また、摩擦などを解析する上で有効な接触面の観察方法について最近のトピックスを交えて解説します。

1.トライボロジーの基礎(摩擦の原因、潤滑の原理)
2.トライボロジーの応用例(学会誌50年を代表する応用例)
3.広視野レーザ顕微鏡を用いた接触面観察の話
講 師
新潟大学
自然科学系(工学部)教授
新田 勇

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